お金を借りるその前に
Before borrowing money Before that
収入と借入

収入額と借入額のバランスについて

カードローンは気軽に申し込める上に利用可能な状態になるのも早く、非常に利便性の高いキャッシング方法です。

一般的な会社員の方などは月給以上の限度額を設定されることも珍しくなく、ATMをつかってまるで預金を下ろすかのように簡単にお金を手にする事ができるということは、便利である反面、使いすぎてしまう側面も併せ持っています。

ここでは借入額のお話として収入と借入のバランスについてお話してみたいと思います。

理想の借入額とは

利用者によって収入もキャッシング限度額も違いますが、キャッシングを利用するにあたって最も理想的な借入額はひとつです。

それは一括返済できる金額です。

例でいうと

  • 次の給料日で返済するなら5~10万円程度
  • 半年後のボーナスなどで返済するなら10万円~30万円程度

近い将来の収入(次の給料やボーナスなど)が発生することで、1回で返済ができる計画が立つ借入は誰にとっても理想的なもので、カードローンとの付き合い方はひとそれぞれではありますが、これが最もカードローンと長く付き合っていく上でベストな利用方法と言えます。

消費者金融の借入額はどの程度がベスト?

消費者金融からの借入は年収の1/3までと上限が決められています。

これは総量規制という法律によるもので、どんなに高収入で取引実績が優秀であってもこれ以上の融資を受ける事はできません。

→ 貸金業法についてのQ&A

ではこの事を逆の角度から見てみましょう。例えば規制の年収1/3まで借入を行った方が1年で完済する計画を立てた場合、年収の2/3で1年間生活が十分でき、残りの1/3が余裕のお金である事が前提となるわけです。

ごく当たり前の話ではありますが、毎月の余裕の範囲で返済がまかなえなければ返済計画は破綻します。しかし、キチンと余裕の範囲に返済額が納まっていればおのずと完済の予定も把握できるというわけですね。

返済額は利用額に応じて変動しますが50万円程度の借入をしても毎月の返済額は1万円程度とさほど大きくない負担で済むような仕組みになっています。

ただし、これは最低返済額でありこの通りに返済すると5年程度の期間を要するため、早く完済するためには毎月余分に返済していく必要があります。

このような仕組みを残金スライドリボルビング方式と呼び、非常に便利なのですが返済期間が長くなるという側面を併せ持っているため、利用者はその事に注意するべきです。

→ リボ払いの特徴と注意点

カードローンの利用期間については変動しますし、利用者によって事情も違いますので一概にベストな期間というのは難しいのですが、金利面から考えても半年から1年程度での完済を目処にすることで上手く付き合えるのでは無いかと考えます。

返済のめやす

では1年で完済する前提で50万円を借りる場合、毎月の返済はおおよそ45000円程度(最低返済額が1万円であればプラス3万5千円を繰り上げ返済します)となるわけですが、この金額が毎月の余裕の範囲に収まっているかどうかが「50万円を借りる」ための判断基準になると考えられます。

このような返済計画は各業者の返済シミュレーションなどで確認することができますので、利用する前にあらかじめ返済期間の目処をたて、毎月の返済額がどれくらいになるのかを把握しておくと賢い利用ができます。

⇒ 返済シミュレーション

収入と借入のバランスに本来無理は発生しないはず

そもそもというお話になってしまいますが、カードローンにはみなさんご存知のように審査があります。

そしてその審査には年収も判断基準に含まれますし、他社借入を含む現在の借入額なども考慮されています。それらの判断材料をもってお金のプロである業者が審査していますので、本来「返済能力を超える借入」はできない構造になっているはずです。

にもかかわらず、返済がキツくなるという状況に追い込まれる方はカードローンを利用することで経済的な感覚が麻痺してしまうことにあります。

カードローンを利用すると一時的にですが本来使えなかったはずのお金が使えるようになります。その状況にまるで収入が増えたかのような錯覚を覚え、生活レベルを上げてしまうクセがついてしまうと話が変わってきます。

本来生活費を除く余裕のお金で返済をする予定ですが、生活費が上昇したり、余裕のお金を無駄な消費に使ってしまうなどで返済用のお金が圧迫されるわけです。

結果的に返済期限にお金が足りないということになり、更に借金をするという良く無いスパイラルに陥るリスクがあります。

収入と借入のバランスは常に一定に保つ事を心がけ、ただしい経済感覚を維持して完済を最優先に意識することが大切です。

キャッシングは必要最小限に

返済能力を超えない借入はできないはずだといいましたが、実際に返済能力の上限(生活+返済でいっぱいの状態)を長く続けることは非常に苦痛をともなうはずです。

借入について

一切の余裕の無い状態が続くわけですから便利なはずのキャッシングの返済のために不便な想いをするかもしれません。

そうならないためには、限度額まで借りられるという意識で利用するのではなく、必要な金額を最短期間で返済するという使い方をするのがもっともカードローンとの良い関係と言えます。

収入と借入のバランスは非常に大事な問題で、可能な限り短期の完済が見込める範囲でバランスを保つのがオススメの利用方法と言えます。