お金を借りるその前に
Before borrowing money Before that
銀行借り入れ

個人または事業主が銀行から融資を受ける際に必要なもの

消費者金融を利用する際にはほとんどのケースで必要な物(書類)は大差なく、本人確認書類と必要に応じて収入証明を提出することで利用可能です。

一方銀行融資の場合はどのような書類が必要となるのでしょうか。また個人と事業主ではどのような違いがあるのでしょうか。

なにかと敷居が高いと思われがちな銀行融資ですが、ある程度の知識を前もってつけておけばさほど難しいものではありません。

ここでは銀行からお金を借りる際に必要な物についてお話したいと思います。

個人の場合

個人の銀行融資

個人の借入の場合は融資額によって異なることがありますが、基本的には以下の2点で借入が可能なケースがほとんどです。

  • 本人確認書類
  • 収入証明

特に50万円以下のフリーローンに申し込む場合については本人確認書類のみで収入証明不要という所もあります。

ただし、これは他社借入がない場合のみです。

また、銀行によってはその銀行の普通口座に振り込む形で融資を行う事や、普通口座に利用するキャッシュカードがそのままローンカードになる事もあり、普通口座を持っていることが条件になるところもありますので、お急ぎの場合は注意が必要。

銀行引き落としに口座を設定する場合や新規に口座を開設する場合などに印鑑が必要になりますので、印鑑も用意しておくと良いでしょう。

その他目的別ローンとされる住宅ローンや教育ローン、マイカーローンなどの扱いについても同様ですがこちらは審査に通過し保証人不要とされた場合は収入証明などが必要ない事もあり、フリーローンよりも敷居が低くなっています。

事業主は色々と用意が必要

事業主であっても個人的な用途で利用する場合は個人のフリーローンに申し込めますが、事業性資金の調達となると通常のカードローンは規約的にも利用できませんし、金利や限度額の面からも適当ではありません。

事業性資金と一口にっても数十万必要な方から数百万必要な方とその幅は非常に広いものとなりますが、必要となる書類などは概ね同じものと考えて準備をすすめるのが賢明です。

また事業主といっても個人事業として経営されている場合と法人化している場合では必要なものが若干ことなります。

  • 確定申告書
  • 印鑑証明
  • 他社借入の分かる書類
  • 事業計画書

基本的にはこれらを求められるケースが大半です。法人の場合はこの他に会社の登記簿謄本が必要になる事があります。

確定申告書は直近3年分程度を求められる事が多く、税務署の印鑑か税理士事務所の印鑑があるものが必要となります。

この他、資金の用途が設備などに利用する場合はその設備のパンフレットや見積書などを求められる事もありますし、増改築を含む場合は図面と見積もりを求められる事もあります。

ただ、基本的には融資希望額を算出する際にどういう根拠でそのような金額が必要なのかを示すために見積もりを取る必要があるかと思いますので、求めら得る前に添付してしまうと手間が省けますし、銀行担当者に裏付けのある希望額であるという妥当性を示せます。

信用金庫は営業所に注意

銀行と同様の金融機関である信用金庫は地域密着型の金融機関のため、住居を管轄する支店か経営する事業所を管轄する支店じゃないと融資を受ける事が出来ません。

また、融資を受ける際には組合員になる事が前提になっている事もあり、証券を一口購入する必要がある場合があります。

銀行融資を受けるのに収入はどれくらい必要か

必要なのは書類だけではなく、収入もある程度の線引きがされているようです。

比較的よく耳にするボーダーラインは融資を受ける最低ラインが税込年収200万円となっており、これを超えない場合は一般的な事業性資金の融資は難しいとされています。

ただし、不況などを原因とした業績悪化についてのセーフティーネットとして用意された信用保証協会の保証付き融資に関してはその限りではなく、赤字であっても要件を満たしていれば融資を受けられるものもあります。

無担保で高額な融資が受けられるだけに審査は厳しい傾向!?

銀行からの融資は消費者金融などが対象となる総量規制といった上限規制がありません。そのため、融資限度額は100万円を超えるものも珍しくなく、個人向けの商品であっても300万〜1,000万の限度額が設定されているものもあります。

一方、返済期間は3年〜5年程度を目処に設定されていますので、限度額が上がれば上がるほど毎月の返済額は大きくなることになり、高額融資を受ける際には相当の返済能力を求められることになります。

保証人を付ける場合はケースバイケースとなりますが、無担保・保証人無しで高額融資を受ける場合は相応の年収が必要であることは勿論、信用情報も優良であるなど返済能力を裏付けるさまざまな要素を求められることになります。

ここで言う「信用情報が優良」という点においては、過去にクレジットカードなどの利用があり、当然のことながら遅延や延滞などの履歴が無い状況を言います。

そのような履歴が無ければ良いのであれば「クレジットカードを使ったことが無いから大丈夫」というのもまた誤った解釈で、ある程度使ったことが有る方が有利となるようです。世間ではクレジットヒストリー(履歴)、略してクレヒスなんて言い方をしています。

クレヒスは無いより有った方が良いですし、その内容が優良である必要があるというわけです。

必要なものは多いけど融資を受けるには強い味方

最近は消費者金融でも高額な限度額が設定されることもありますが、なにぶん総量規制の影響から年収の1/3までしか借り入れできないという制限があります。

その点、銀行では総量規制の対象外であるため100万円を超える融資も受けることが可能ですし、金利面においても消費者金融よりも有利である傾向があります。(高額融資になると消費者金融の金利も安くなります)

融資を受けるのに必要な条件を満たすにはなにかと準備が必要な事が多い銀行融資ですが、個人のフリーローンなどにおいては消費者金融と同等の準備で申し込みも可能です。

個人の方は堅苦しく考えずにトライしてみるといいですし、事業主の方は他に選択肢は無いと言っても良い状況ですので、万全を期して挑みましょう。