お金を借りるその前に
Before borrowing money Before that
ヤミ金融

どこからも借りられない、ヤミ金融の手口や特徴

お金を借りるという行為に対して全く知識の無いかたが街角のチラシなどを目にしてヤミ金融からお金を借りたなんて話はウソのような話ですが本当にあるようです。

また、消費者金融などあちこちの業者からお金を借りている状態で「もう何処に申し込んでも審査に通らない」という追い込まれた方が甘い謳い文句にさそわれてヤミ金融でお金を借りてしまうという話も…。

まるで誰でも借りられる便利な金融会社のように見えなくもないですが、「ヤミ」というからにはそれ相当のリスクが待っているわけです。

ここではヤミ金融についてお話してみたいと思います。

ヤミ金融とは

怪しい金融

ヤミ金融とは、その言葉の響きからもわかるように正規の金融会社とは違い、違法な貸付により収益を上げることを目的とした金融会社(会社でもなんでもないものも存在します)です。

では違法な貸付とはどういうことなのか、以下に例を挙げてみます。

  • 法外な金利で貸付を行う
  • 取り立てが激しく乱暴

大きくはこの二つですが、これが少々とは言えない範囲の違法行為を行っています。

金利設定がひどい

まず法外な金利での貸付ですが、正規の貸金業・金融業では法律で上限金利が決まっており、年利で20%が最高となります。

最高の20%でも消費者金融の業界では高い部類に当たるわけですが、ヤミ金に至っては年利計算で1000%に至る事もザラと言われており、いわゆるトイチやトサンなどといった10日毎にムチャな利息が付くものや貸した金額に関わらず1週間で1万円や2万円などといった、上限金利を全く無視した上に遙かに高額な金利を取るというものです。

ちなみにヤミ金が貸す金額の大半は少額で1万円から高くて10万程度です。しかしコレに法外な金利が付くことはもちろん、どういうわけか元本が増えていくムチャクチャなルールが採用されます。

金利がすごく高い

3万円借りただけなのに半年後には300万借りている事になっていた、なんて話はテレビや映画だけのお話ではなく現実に行われている行為です。

取り立ての手口もひどい

次に取り立てについてですが、取り立てについても法律でさまざまなルールで消費者が守られるようになっているのですが、こちらもお構いなしに暴力的な言葉や手段を用いて取り立てを行います。

当然取り立てのパターンなどは決まりはなく、じつに様々な方法で利用者を脅す形で取り立てを行いますが、基本は会社や家族を巻き込む形で取り立てを行う点です。

利用者は周りの人に借金がバレることすら嫌がるものですが、ましてや会社や家族に迷惑を掛けることをとにかく避けたいわけです。

取り立て

そこにつけこんで脅迫じみた取り立てを行うことで利用者は泣く泣くお金をかき集め、法外な利息を支払うという仕組みでヤミ金は収益を上げていきます。

ちなみに法律では家族はもちろん第三者に借入がある事実が知られるような取り立ては禁じられていますし、早朝や夜間の取り立て(電話による督促なども含む)は行ってはいけないなど、クリーンな督促が守られるよう厳しく制限がなされており、貸金業者はこれに違反すると業務の停止を命ぜられます。

 

それだけリスクが高いことなので正規の業者は取り立てが非常にデリケートな業務である事を認識しています。

ヤミ金からお金を借りる人

相手がヤミ金と想像がつくところからわざわざお金を借りる人は居ないと思われると思いますが、ヤミ金にすら助けを求める状況に陥る方が一定数いらっしゃいます。

ヤミ金に助けを求める人。それが債務整理を行った人たちです。任意整理や自己破産など債務整理を行うと5年〜10年は新たな借入が出来ない事になっています。

これは貸し金業者などが情報を共有している信用情報機関に債務整理の記録があるためにこのような制限を受けるのですが、世間ではこれを「ブラックリストに載る」とか「ブラックになる」と表現しています。

ブラックである期間は正規の業者からは絶対にお金を借りられないわけですが、唯一お金を貸してくれるのがヤミ金というわけです。

逆にヤミ金はそういった状況が好都合なわけで、債務整理をした人は格好のターゲットというわけです。

つまりブラックOKという謳い文句を掲げているところは100%ヤミ金と言えるわけです。

ちなみに自己破産などで官報にのるとその情報をもとに多くのヤミ金がダイレクトメールを出すというのは有名な話。

破産者の個人情報が並ぶ官報は恰好の顧客リストというわけです。

ヤミ金に手を出す前に

一人で悩まない

ヤミ金からお金を借りて助かる事実など本当に小さな事と思えるほど、ヤミ金との付き合いは身を滅ぼすと言っても良いほど恐ろしい状況が待ち受けています。

誰もが身内や知人に迷惑をかけたく無いから「自分でどこかから借りてこよう」という意思でヤミ金に手を出すまでに追い込まれているのだと思います。

しかし、結果的にソレで良かったと思えるケースは聞いたことがありません。

苦汁の選択になるかとは思いますが、どうしても困った時には家族や友人に恥をしのいで助けを求めた方が結果的には正解であると言えるでしょう。

また、お金の使い道は人それぞれですが、支払いを待って貰うことや多少遅延してでも支払う意思を伝えるなど、すぐにお金が用意できない状況を正直に相談することも検討してみましょう。とても勇気の要ることだと思いますが、ヤミ金と戦うほどの勇気はないでしょう?

ヤミ金に手を出してはいけません。それだけは確実に言えます。

貸金業登録をしていても要注意

一昔前はヤミ金といえば貸金業登録の無い違法営業が定番で、貸金業登録番号などを持っている業者なら正規の業者という見方もできましたが、最近では少しでも取り締まりから逃れるために貸金業登録をしているヤミ金も存在し、その数は少なくないと言います。

貸金業登録している様子だから大丈夫そうという判断基準は非常に危険ですので、その点だけに注目しないようにして下さい。

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