お金を借りるその前に
Before borrowing money Before that
ヤミ金融

闇金の特徴と取り立ての例

闇金は正規の業者ではない取り立てや金利すべてにおいて

違法性の強い金貸しです。しかし、正規でないが故に非常に高い金利や返済が出来ない時の取り立てが激しい事をなんとなく認識しながらも「お金が必要な状況を助けて欲しい」という一心で手を出してしまう人は後を絶たないようです。

また、中には闇金だとは思わずにお金を借りてしまったという例もあり、取り締まりが続けられている昨今でも闇金はまだまだ多く存在しています。

ここでは闇金の特徴やその違法行為についてお話してみたいと思います。

闇金ビジネスの絶対的な回収能力

闇金ビジネスは顧客の満足から利益を得る通常のビジネスとはまるで違う、非常に古典的なからくりでなりたっています。

お金を借りるという行為は通常の人は他人に知られたく無い事で、なおかつ身近な人に迷惑をかけたく無いこともあり、自己責任でなんとか出来ないかという発想から業者からお金を借りるという手段を選びます。

この時正規の業者から借りられる人はいいのですが、そうもいかない事情を持っている方は困る事になり、お金の必要な状況が迫ってくるにつれて焦り、正常な判断が出来なくなります。

ヤミ金がつきいる隙がある

闇金はこれらの弱みにすべてつけ込む事で暴利を得るわけです。

闇金は利用者が身近な人に迷惑をかけたく無いことをよく知っていますし、お金が必要な状況がせっぱつまっている事もかぎつけます。

法外な利息と謎の元金が増える仕組みを持ってお金を貸すため、取り立てに行くまでが闇金の筋書きでありビジネスモデルです。

そしてその取り立てが闇金の本領発揮の場でもあり、家族や勤務先を巻き込んで執拗に取り立ての電話で追い込んでいくのです。

周りに迷惑をかけたく無い利用者はたまらずお金を工面し、闇金に支払う事になりますが、そもそも闇金からお金を借りる人が簡単にお金の工面ができるはずもなく、別の闇金から借りて返すという泥沼化が始まるわけです。

闇金はこのようにお金を工面させるためには手段を選ばないと言っても良い(さすがに逮捕されるような派手な真似はしませんが)状況で、とにかく言葉の暴力で利用者を追い込んでいきます。

闇金利用者の9割はこのような形での回収が出来ているといい、お金を回収することに絶大な自信を持っているわけです。

闇金の貸付方法と金利

闇金は最初から大口の貸付は行わないのが通例です。これは正規の金融会社と根本の考え方は同じなのですが、信用の積み重ねによって融資額が大きくなるという仕組みになっています。

そのため、20万円貸して欲しいと打診しても最初は3万円〜5万円程度の貸付となり「信用を計る審査期間のようなものだから」と添えます。

それでも借り続けてしまう

それでも希望額に大幅に足りないにも関わらず大半の人は借りていくそうです。貸す際には借用書は作らず、代わりに念書というものが用意されます。

これにより闇金取締法から逃れられるそうでこれもまた闇金の特徴と言えるかもしれません。

さらにその金利ですが、一例では金利については借り手の様子や状態をみてその場で直感的に決めるといいます。

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というか取れそうな所からは出来るだけ高くという考えでテキトーにやっていると言っても良いでしょう。

金利が高すぎる

一昔前は闇金と言えばトイチ(10日で1割)が基本かと思えば、最近ではトーゴ(10日で5割)は切るなという上からの指示が出ているとか…。

3万円を1ヶ月借りたら7万5千円払わないと完済出来ないわけで、利息だけ払うと言っても45,000円と既に元本を超える金額になっています。

闇金との付き合いを続けている内に50万〜80万円程度まで借りているという例を目にする事もありますが、利息だけでも相当な金額を支払う事になっているに違いありません。

闇金の取り立て

闇金の取り立ては主に電話によるものがメインのようです。しかし、電話でただ暴言を吐くだけというような生やさしいものではないようです。

ある闇金利用者は返済の約束の日に返済が出来なかったのですが、その翌日には本人への連絡が当然入り、「すぐに払えない」や「返済を待って欲しい」などと言おう物なら「家族に嫌がらせをするぞ」とか「会社の上司に払ってもらうぞ」など、利用者がとにかく避けたい事をすると脅迫します。

取り立てがひどいヤミ金融

闇金の取り立てに交渉などという甘いものはなく、金を用意するというまで執拗に電話をかけ続けます。

携帯電話の電源を切ろうものなら自宅や職場にガンガン電話がかかりますのでそうも行きませんし、一方的に電話を切ってもすぐかかり、切ってもかかりとエンドレス状態です。

結局そのかたは会社に居ながら対応する羽目になったのですが、会社の代表電話番号に次から次と電話がかかり、実に6回線あった会社の電話が全て闇金からの電話で埋まる状態が1時間半も続いたそうです。

闇金の返済に困る=周囲を巻き込む

闇金の常套手段は家族や会社など、利用者の周りの今日を巻き込むことで「とにかくお金を払わなければどうしようもない」状況を作り上げる事です。

つまり、周囲に迷惑をかけたく無いとばかりにお金を用意しようと闇金からお金を借りた場合は、返済が出来ないことは周囲へ迷惑を掛けることと等しいと考えるべきで、消費者金融や銀行などのように本人のプライバシーに配慮するなどといったスタンスとは真逆である事を認識しておくべきです。